6万円を超えた日経平均、今から買うのは遅すぎる?
日経平均株価が万円の大台を突破しました。
SNSやニュースを見ていると、「日本株の時代がきた!」「新NISAで今すぐ買うべき」という楽観論と、「いや、ここまで来たらさすがにバブルだ」「暴落が怖いから一度すべて利確すべき」という慎重論が激しくせめぎ合っています。
これまでコツコツと投資を続けてきた方も、あるいは今から始めようとしている方も、この「歴史的高値圏」を前にして、「本当にこの先も買い時と言えるのだろうか」と足がすくんでしまうのは当然のことだと思います。
結論からお伝えすると、私のスタンスは「日経平均は中長期的に見ればまだまだ買い時。ただし、日本株だけにすべての資産を賭けるのはリスクが高すぎる」というものです。
今回は、この高値圏の相場を私がどう見極め、リアルにどのような「等身大の立ち回り」をしているのか、手の内をすべてシェアさせていただきます。
実は僕も「高くて買えない恐怖」を経験した一人だった
今、6万円という史上最高値を前にして「怖くて買えない」と思っている方に、僕自身の過去のリアルな失敗と決断の話をさせてください。
実は、日経平均がまだ3万円台、あるいは5万円へと向かう狭間の時期、僕もまったく同じように「さすがに高すぎるんじゃないか」と恐怖心が出てしまい、現物で買いに行くタイミングを完全に逃してしまった経験があります。
そうして様子見をしている間に、相場は僕の迷いを置き去りにして、あっという間に4万8,000円台の大台を突破していきました。
「あの時、買っておけばよかった」
そんな後悔と向き合った時、僕は「もうバカになったつもりで、仕組み(自動積立)に丸投げしよう」と腹を括りました。自分の感情で「高い・低い」を判断するから買えなくなる。だったら、高い時も低い時も淡々と買い続けるドルコスト平均法の仕組みに乗っかって、平均値で資産を積み上げていけばいい、と切り替えたのです。
積立の背中を押した「高市政権への移行」というマクロの潮目
ただ、バカになったつもりと言っても、何の根拠もなく突っ込んだわけではありません。僕の中で、日本経済の「構造的な大変化」がはっきりと見えたタイミングでもありました。
それが、高市政権の誕生と、日・米・中という3国のトライアングル関係のシフトです。
それまでの日本は、アメリカとの同盟国としての関係を保ちつつも、経済的には中国との間でどこか曖昧なバランスを取っている印象がありました。しかし、高市政権への移行によって、日本は明確に「経済安全保障を強化し、完全にアメリカ側のサプライチェーンに軸足を置く(アメリカ側につく)」という舵取りが明確になりました。
地政学的なリスクは当然ありますが、この明確な国家の方向性が見えたことで、海外の巨大な投資マネーが安心して日本に流入し続ける長期的な土台(メタトレンド)が完成したと僕は確信しました。
だからこそ、4万8,000円という当時の高値圏からでも、迷わずクレジットカード積立のボタンを押すことができたのです。結果として、その仕組み化のおかげで、現在の6万円台の波にもストレスなく乗ることができています。
僕のリアルな立ち回り:クレジットカード積立で「3つの資産」に分散する理由
現在の日本企業の底力は信頼していますが、やはり自分の資産をすべて日本株だけに集中させるのは投資家としてスマートではありません。
そこで私は、現在進行形で「SBI証券」「松井証券」「楽天証券」の口座を使い分け、クレジットカード決済による自動積立を行っています。
投資先は、日経平均(日本株)だけではありません。コモディティ(実物資産)としての「ゴールド(金)」、そして次世代の成長国である「インド株」をセットで運用しています。
なぜこの3つの組み合わせなのか、明確な理由があります。
- ① 日経平均株価(成長と配当を獲る) ベースとしてコツコツと買い続けます。株価が下がった月は「安くたくさん買えた」と捉え、上がった月は「資産が増えた」と喜べるのが積立投資の強みです。
- ② インド株(圧倒的な人口ボーナスに張る) 日本がどうしても抱えている「少子高齢化」という構造的な弱点を、真逆の性質を持つ国で補います。世界一の人口と圧倒的な若さを誇るインドの爆発的な成長力に乗っておくことは、数年先を見据えると必須だと考えています。
- ③ ゴールド(インフレと危機の守り神) 原油高や世界的な物価高(インフレ)が続く中、紙幣の価値は相対的に下がっていきます。その中で、世界共通の絶対的な価値を持つコモディティ(実物資産)をポートフォリオに混ぜておくことで、万が一の暴落が起きた時でも、自分の資産全体の致命傷を避ける「最強の盾」になってくれます。
「日本株の波には乗りたいけれど、一つのカゴに卵をすべて盛るような危険な真似はしない」。これが、僕が実生活の肌感から実践している等身大の分散戦略です。
日経平均はどこまで行く?「10万円」へのロードマップと必ず来る嵐
じゃあ、具体的に日経平均はここからいくらまで上がる見込みなのか。僕なりの見極めをお話しします。
結論から言えば、高市政権(あるいはその方針を引き継ぐ政権)が続く限り、日経平均「10万円」の景色は現実に見えると思っています。
一部の経済アナリストは『15万、20万まで行く』と平気で予想していますが、僕はそこまで風呂敷を広げるつもりはありません。ただ、他国(アメリカ)の成長の歴史を見れば、デフレを完全に脱却して国が健全にインフレモードに入った場合、株価の桁が変わる(2倍になる)というのはマクロ経済の歴史が証明しています。
ただし、今の右肩上がりの状態のまま、一度も下落せずに一本調子で10万円まで行くとは全く思っていません。
おそらく、7万円や8万円にタッチしたあたりで、連日にわたってガクガクと下がり続ける「暗黒の調整期間(下落局面)」が必ず来ます。
その時、ニュースやSNSでは『やっぱりバブル崩壊だ!』『日本株はオワコン』と大騒ぎを始めるでしょう。 でも、僕の等身大の目線からすれば、その大暴落に見える局面こそが、10万円へ向かうための「絶好のバーゲンセール(仕込み時)」です。高い時は少なく、ガクッと下がった時は勝手に多く買い込んで平均値を整えてくれる。この積立の仕組みがあるからこそ、数年後に来るであろう調整の嵐もリラックスして眺めていられます。
まとめ:日経平均が「10万円」を超えた時、僕が次に見極めること
最後に、僕が今からさらに数年先、日経平均が本当に「10万円」の大台に到達した時に、どう動くつもりなのかをお話ししてこの記事を終わります。
多くの人は「10万円の大台突破!」と大騒ぎしてそこで満足するか、あるいはもっと盲目的に「次は20万だ!」と祈り始めるでしょう。
でも、僕の目線は違います。
日経平均が10万円を超したその瞬間に、「この国は、本当にここから15万、20万を目指せる世論や構造になっているか?」を、もう一度冷徹に見極める。それが僕の次のステップです。
具体的には、高市政権が作った「アメリカ側につく経済安全保障の強さ」が維持されているか、イノベーションを生む実業の現場にちゃんとお金が回っているか、それともただ株価の数字だけが浮ついた本物のバブルになってしまっているか、です。
もし、その時の日本が「これ以上は上を目指せない(構造がついてきていない)」と判断すれば、僕は積立を止めるか、あるいは別の成長国やゴールドへ資金を大きくシフトさせます。逆に、国としての足腰がまだ強いと見極めれば、淡々と積立を継続します。
投資で本当にお金を残せるのは、いくらまで上がるかを当てる予言者ではなく、「次の時代の構造変化を現場の肌感で見極め、自分のルールで機動的に引き際を判断できる人間」だけです。
歴史的な6万円時代だからこそ、目先の数字に惑わされず、数年先の景色を一緒に冷徹に見極めていきましょう。
【追記:この仕組み化(クレカ積立)に僕が使っている「証券口座」の話】
最後に、今回お話ししたような「クレジットカード積立」や「3つの資産への分散投資」を実践する上で、僕がリアルに使い分けている口座と、おすすめの証券会社をシェアさせていただきます。
ブログとして嘘のないリアルな情報を発信したいので正直にお伝えすると、僕がメインでガッツリ活用しているのはSBI証券と松井証券です。
自動積立や中長期の仕込みにおいては、ポイントの還元率やツールの信頼性という「実利」で選ばないと、せっかくの利益が削られてもったいないですからね。
- 今回お話しした「クレカ積立」を、一番無駄なくスマートに始めたい方に僕が長年信頼しておすすめしているのが松井証券です。 ここはクレジットカードでの積立に対応しているだけでなく、「貯まったポイントをそのまま自動で投資信託の買い付けに回せる」という仕組みがあります。一度設定すれば、ポイントすらも勝手に資産に変わっていくので、忙しい実業の合間にやる自動運用としてはこれ以上なく合理的です。実は、僕がそもそも投資を始めたキッカケの一つが、松井証券さんが運営しているYouTubeチャンネルでした。投資を綺麗事ではなく、等身大で泥臭く、かつ本質的に教えてくれるあの動画を観て勉強したという原体験があるからこそ、今でも僕の投資の土台を支えてくれている、最も愛着と信頼があるメイン口座になっています。
- 私自身はメインでの運用ではありませんが、これから投資を始める方や、ニュースが出た瞬間にスマホでパッとチャートを開いて「短期〜中期のスイングで機動的に売買したい」という方には、DMM株も非常に相性が良いと考えています。業界最安水準の手数料と、スマホアプリの圧倒的な使いやすさは、積立とは別に「機動力を最優先する用の口座」として、持っておいて損はない選択肢です。
口座によってそれぞれ強みが異なるため、僕のように「クレカ積立のポイントを総ざらいするメイン口座」と「短期で動く用のサブ口座」という風に、目的に合わせて使い分けるのが最も合理的だと感じています。
「上がるか下がるか」のノイズに怯える投資を卒業し、自分の頭で考えて等身大の資産形成を始めるなら、まずはいつでも動ける環境(口座)を作っておくことが、投資家としての最初のステップかもしれませんね。

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