ペット数が子供の数を上回る時代。外食・レジャー業界に見る「ペットフレンドリー経済圏」の勝者と遅れる企業

未分類

愛犬(2匹)を連れて出かけようとするたびに痛感します。

「ペットと一緒にまともに飯が食える場所、少なすぎないか?」

たまにあっても「テラス席ならOK」というお店がほとんどですが、酷暑や極寒の季節にテラス席で食事をするのは、人間にとってもペットにとっても快適とは言えません。「愛犬と一緒に室内で普通に飲みに行ける居酒屋があったら最高なのに」と心から思います。

正直に白状すると、私自身もタバコを吸う側の人間なので、最近の禁煙化で「タバコが吸える店がなくて困っている」側です。

しかし、自分の感情をすべて捨てて「資本主義と需要の数」という冷静な目線で市場を見たとき、今の外食や不動産インフラには巨大な「需給の歪み」が存在しています。

データが示す現実:「子供」より「ペット」の数が上回る時代

客観的なデータを見てみましょう。

  • 全国の犬猫飼育数:約1,591万頭(2023年 一般社団法人ペットフード協会調べ)
  • 全国の15歳未満の児童数:約1,435万人(2023年 総務省推計)

日本の「子供の数」よりも、「ペット(犬・猫)の数」の方がすでに150万頭以上多いのが日本の現実です。

政治や行政が少子化対策を叫ぼうと、資本主義市場においてリアルにお金を落としているのは「購買力を持った大人のペットオーナー層」です。ペットの家族化(ヒューマナイゼーション)が進み、愛犬や愛猫への支出を惜しまない層が爆発的に増えています。

喫煙スペースを維持するより、ペット可スペースを作る方が儲かる

愛煙家としては悲しい現実ですが、国内の成人喫煙率は年々低下し今や15%程度。一方で、世帯あたりのペット飼育率は約25〜30%に達しています。つまり、「タバコを吸う人」より「ペットを飼っている世帯」の方が圧倒的に多いのです。

飲食店側にとっても、大きな意識改革のタイミングが来ています。

これまでは「人間に料理を出す時代」でした。しかしこれからは、「人間だけでなく、ペットにも料理を提供する時代」への転換期です。

喫煙スペースを必死に維持するよりも、そこを削って「ペット同伴OK(室内)エリア」を作り、人間用のメニュー(単価1,000円)に加えて「犬用メニュー(単価800円)」を出す。これだけで、1テーブルあたりの客単価は劇的に跳ね上がります。

「業務用ペットフード」を活用したオペレーションの仕組み化

「居酒屋で犬用料理なんて、衛生管理や仕込みが大変では?」と思うかもしれません。

しかし今、ここに大きなビジネスチャンスが生まれています。

これまではECなど「2C(消費者向け)」が中心だったペットフードメーカーが、現在では飲食店向けに冷凍の無添加メニューや業務用フードを卸す「2B展開」を急拡大させています。

飲食店オーナーは自前で調理・アレルギー管理をする必要はありません。メーカーから仕入れた管理済みのフードをレンジで温めて提供するだけで、現場のオペレーション負荷をゼロに抑えたまま「ペット同伴&ペット料理提供」という高単価モデルを構築できるのです。

今まで「売上に貢献しなかったペット(顧客数ゼロ)」が、オペレーションの仕組み化によって一瞬で「人間と同等以上の高単価顧客」に反転する。まさに売上倍増のビッグウェーブが来ています。

仕組み化で売上倍増を狙うトップランナー:DDグループ(3073)

この仕組み化によって既存資産(店舗)の価値を何倍にも高めているトップランナーが、東証プライム上場のDDグループ(3073)です。

居酒屋やカフェなど多彩な外食業態を展開する同社は、喫煙スペース等を見直しながら、「完全ペット室内同伴OK」の店舗を戦略的に増やしています。

同社はペット用メニューを自前で無理に調理せず、外部の有名ペットフードメーカーから業務用フードを仕入れて提供する「仕組み」を徹底。これにより現場のシェフの手を煩わせることなく、1テーブルあたりの売上(人間単価+ペット単価)を大幅に引き上げることに成功しています。

外食だけでなく、今後は「ペット不可」が主流だった不動産・住宅業界でも、同様の「ペット共生型(高賃料)」へのシフトが確実に加速していきます。

まとめ:需要の歪みがある場所にチャンスがある

タバコが吸えるお店が減る寂しさはありつつも、資本主義の冷徹な目線で見れば、「需要(ペットオーナー)があるのに、供給(室内同伴店舗)が圧倒的に足りていない」という現状は、企業にとっても投資家にとっても最大のチャンスです。

喫煙者を大事にするあまり成長が鈍化する企業と、時代の波に乗って「ペットエコシステム」を取り入れ売上を倍増させる企業。投資家として、どちらの株式に資金を投じるべきかは明白です。

こうした時代の変化から生まれるテーマ株や新興成長株に素早くアプローチするためには、取引コストが安く機動的に動ける証券口座を持っておくことが欠かせません。

松井証券は、創業100年以上の歴史を持ちながら、少額投資の手数料優遇や豊富な銘柄情報、使いやすいツールを提供しており、話題株を狙う個人投資家に非常に人気が高い口座です。

時代の歪みをチャンスに変えるためにも、まずは松井証券で口座を開設し、いつでも動ける環境を整えておきましょう。

【投資に関するご留意事項】 本記事は情報提供を目的として作成されたものであり、特定の銘柄への投資を勧誘・推奨するものではありません。掲載情報は執筆時点のものであり、将来の株価推移や成果を保証するものではありません。投資の最終判断は、ご自身の余剰資金の範囲内で自己責任にて行なっていただきますようお願いいたします。

タイトルとURLをコピーしました