今日、サイバーエージェント藤田晋社長の最新刊『勝負眼(しょうぶがん) 「押し引き」を見極める思考と技術』を読み終えました。
結論から言います。 「創業者が社長を退く=売り」と考えている人は、この本を読んで考えを改めた方がいいかもしれません。
2025年12月、藤田社長は退任し、代表権のない会長職に就くことが発表されています。 市場には「カリスマがいなくなって大丈夫か?」という不安も漂っていますが、私は読了後、むしろ「ここからがサイバーエージェントの第2章(=買い場)」だと確信しました。
なぜなら、この会社はすでに、カリスマがいなくても勝手に成長する「ある仕組み」を完成させていたからです。
今回は、投資家としての視点で、藤田社長の「遺言」とも取れる新刊の内容と、サイバーエージェント(4751)の今後の株価を徹底分析します。
1. 「ルール」で縛るな、「思考」させろ。藤田社長が目指した『大人の会社』
本書の中で、私が最も投資判断の材料になったのが、「大人の会社」と「子供の会社」という定義です。
一般的に、会社が大きくなればなるほど、マニュアルやガチガチのルールで統制しようとします。しかし、藤田社長の定義は真逆でした。
創業者が退任すると聞いた時、多くの投資家は「強烈なトップダウンがなくなるリスク」を懸念しました。 しかし、今のサイバーエージェントはすでに「大人の会社」へと脱皮していたのです。
誰かに言われたからやるのではなく、現場の社員が自ら考え、ABEMAを黒字化し、ウマ娘をヒットさせた。 「社長の指示待ち」ではなく「全員が経営者視点」を持つ組織。
これこそが、藤田社長が現場を離れても、この会社が成長し続けると確信できる最大の「見えない資産(Moat)」です。
2. ABEMA黒字化に見る「勝負眼」の正体
本書のタイトルにもなっている『勝負眼』。 これは単なるギャンブルの勘ではありません。「徹底的な合理性」と「引くべき時の損切り」の技術です。
長年「赤字の垂れ流し」と批判されてきたABEMA事業ですが、ついに黒字化が定着し始めました。 多くの経営なら途中で撤退していたでしょう。しかし、藤田社長は「ここは降りる場面ではない(全張りする場面だ)」という勝負眼を持っていた。
そして今、そのDNA(勝負眼)は、次期社長候補や役員たちに確実にインストールされています。 ABEMAが単なるメディアではなく、麻雀、スポーツ、競輪、将棋、競馬といった「熱狂のインフラ」になった今、ここからの収益回収フェーズはかなり長い期間続くと予想されます。
3. ゲームだけじゃない。隠れた本命「AI広告」
投資家としてもう一つ見逃せないのが、地味ですが稼ぎ頭である「インターネット広告事業」です。
ゲーム(ウマ娘など)は当たり外れが激しいボラティリティがありますが、広告事業は安定しています。 特に、サイバーエージェントは「AIによる広告制作の自動化」にどこよりも早く投資してきました。
- 極予測AI: 広告効果を事前にAIが予測する。
- AIによるクリエイティブ生成: 人件費を下げつつ、大量のバナーを作る。
「大人の会社」として自走する社員たちが、最新のAI武器を使って営業利益を積み上げる。 この「ゲームの爆発力 × 広告の安定感」の両輪がある限り、株価の下値は限定的だと見ています。
【結論】「勝負眼」を磨くなら、実践あるのみ。
本を読んで終わるか、行動するか。そこで投資家の差がつきます。
藤田社長の教えはシンプルです。 「ここぞという好機(チャンス)には、迷わず張れ」。
新生サイバーエージェントの成長を信じるなら、ただ眺めているのは機会損失です。 私は、この「勝負所」を逃さないために、以下の環境を整えています。
⚡️ 私が愛用する「DMM株」の強み
ネット株やゲーム株は、夜のニュースで株価が激しく動きます。 普通の証券会社では翌朝まで動けませんが、DMM株なら日本株も米国株も両方取引でき、「夜間取引(PTS)」ですぐに売買できます。
「チャンスだ!」と思った瞬間に動ける環境を持っておくこと。 それこそが、個人投資家にとって最強の『勝負眼』です。👇

コメント